不動産投資の返済比率について
不動産投資の安全性は返済比率ではかることができます!
投資家様にとって重要視している指標です。

返済比率とは
家賃収入に対する返済額の割合のことで、毎月の収入がどのようになっているのか理解することができます。
家賃収入:多い →返済比率:高い ⇒ 手元に残る収益:減る
※収益の度合によって赤字や滞納のリスクあり
返済比率が低いほど手元に残るお金が多くなり、キャッシュフローを得ることができる。
返済比率の計算方法
返済比率 = ローン返済額 ÷ 満室家賃収入
目安の返済比率:40%~50%程度
40%なら、多少の家賃値下げや空室損失、突発的な修繕などにも十分耐えることが可能。
※返済比率40%の市場の物件が少なく、50%くらいが一般的です。
返済比率を下げるために
①自己資金を増やすことで返済金額を減らす
自己資金を増やすと、結果的に融資額を減らすことが可能です。
自己資金が必要な初期費用もあり、すべてをローンで支払うと返済比率が高くなってしまいます。
②繰上げ返済をする
繰上げ返済:毎月の返済額に上乗せして返済する方法
- トータルで支払う利息額を減らすことができる
- 返済期間を短くできたり、月々の返済額の軽減が可能
- 金利の変動リスクが小さくなる
③金利が低い金融機関を選ぶ
付き合いのある金融機関へ打診
付き合いのある金融機関で打診すると、融資条件がよくなったり、審査の時間が短くなったりする。
好条件で融資を受けられる可能性あり。
変動金利を選択する
固定金利よりも金利が低い
繰上げ返済時の違約金など設定されない

返済比率は目安で、返済中に変動することもあります。
安全に返済していくために、返済比率を考えることで、物件購入から売却までを立案することができます。