不動産投資「区分」「一棟」のデメリット
不動産投資の「区分」「一棟」投資のデメリットをご紹介いたします!!
区分投資のデメリット
大きな利益を上げるのが難しい
元手が少ないことより、あまり大きな利益を上げるのは難しいです。
家賃収入から、ローンの返済、マンションの管理組合への入金等の諸費用を引くと手元に残る利益は少なくなります。
一棟アパートと比較すると、管理組合による修繕を行う場合、管理費用や修繕積立金などの費用が高くなり、
利回りが低くなることがあります。
空室リスクが高い
区分所有の場合、一室のみの所有のため、空室が続いてしまった場合、収入が入ってこない状況になってしまいます。
入居者がいなくても、管理費や修繕積立金は毎月必要です。
対策として、複数戸所有することで、空室リスクに備えることができます。
融資の審査が厳しい
区分の場合、資産価値は高くないと評価され、融資の審査が厳しくなる可能性が高く、資金調達が難しい傾向があります。
土地評価で見られないため、各室への土地の権利は小さく、土地評価はほとんどありません。
一棟投資のデメリット
投資額が大きい
一棟に投資するため、不動産投資に必要な金額は高額になります。
また、区分投資と違い、管理組合がなく、修繕等の際にはまとまった資金が必要となります。
リスク分散しにくい
所有している物件が、災害などにより建物が損壊した場合は家賃収入が途絶えてしまいます。
また、大企業の撤退や廃校など地域全体の需要が減少するようなことがあった場合、家賃収入に減少してしまう可能性があります。
一棟投資する際は、地域の将来性を見極めることが必要です。
長期間空室の状況が続くとリスクが大きい
一棟投資では、満室時の利益が大きいのはメリットですが、空室が増えたときもリスクが大きくなります。
空室期間が長期になると運転資金も不足するため、ローン返済が厳しくなってしまいます。
購入を検討するときは、表面利回りで考え、空室が増えても運用できるようにする必要があります。