不動産投資 税金の種類
不動産投資を始めると様々な税金がかかってきます。
経費がいくらかかるのか事前に把握しておくと安心して取り組めます。

所得税・住民税
所得に対して課される税金です。
不動産投資をして得られる家賃収入は「不動産所得」となり所得税の課税対象となります。
所得税=課税所得×税率-課税控除額
住民税は一律10%、課税所得金額により異なります。
不動産取得税
不動産を売買で取得した際に課される税金です。不動産取得税は地方税のため都道府県に納税します。
登録免許税
取得した不動産の所有権を登記する際に課される税金です。権利関係を明確にする目的で登記を行い、トラブルが発生した場合でも登記をしておくことで、権利の主張が可能です。
印紙税
不動産の売買契約書に印紙の貼付が必須です。印紙税額は不動産の取引価格によって変わります。
・100万円を超え500万以下:2,000円
・500万を超え1,000万円以下:1万円
・1,000万円を超え5,000万円以下:2万円
・5,000万円を超え1億円以下:6万円
・1億円を超え5億円以下:10万円
固定資産税
不動産を所有する個人や法人に課される地方税です。
その年の1月1日時点で建物や土地を所有している人に対して課されます。
固定資産税の標準税率1.4%(自治体によって異なる税率)
都市計画税
市街化区域内の土地・建物に課される税金です。
都市計画税の税率は上限が0.3%となっています。
個人事業税
不動産売買業、不動産貸付業とみなされる規模で、家賃収入が一定以上ある場合に課される税金です。
青色申告特別控除は適用外です。